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健康省エネ住宅のススメ

2024.12.21

ヒートショック対策

ヒートショックとは、急激な温度差による血圧の大きな変動が原因で、
身体にダメージを与える現象を指します。
これにより、めまいや失神だけでなく、
心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患のリスクも高まります。
特に、暖房で暖められた部屋と、廊下、トイレ、脱衣所などの温度差が
大きくなる冬場には、注意が必要です。

健康で省エネかつ快適な住まい…
その定義は? そのものさしは?

ヒートショックを防ぐための対策として以下が挙げられます

  1. 住環境の温度差を小さくする
    暖房器具を活用して、脱衣所やトイレなどの温度を適切に保つ。
  2. 入浴前の準備
    入浴前に浴室を暖めておく。また、熱すぎる湯温は避け、40℃以下を目安にする。
  3. 急な動作を控える
    寒い場所から暖かい場所、またはその逆へ移動する際にはゆっくり動く。
  4. 適切な服装
    部屋ごとの温度差に対応できるような服装を心がける。

これらの工夫をすることで、ヒートショックによるリスクを軽減できます。
特に高齢者や持病を持つ方は注意が必要です。

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